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岡崎慎司、本拠地ラストマッチに花道「素敵」 “ノーサイド”光景に感激「とても温かい」
両チーム選手が集まり花道で見送る
ベルギー1部シント=トロイデンの元日本代表FW岡崎慎司が、本拠地ラストマッチを終えた。5月17日のプレーオフ第9節ルーベン戦(1-1)に先発した岡崎へ、交代の際に両チーム選手や観客から温かい拍手が送られた。
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Jリーグの清水エスパルスを経て、シュツットガルト、マインツ(ともにドイツ)、レスター・シティ(イングランド)、マラガ、ウエスカ、カルタヘナ(それぞれスペイン)、シント=トロイデンと欧州クラブを渡り歩いた岡崎。今季限りで現役を引退することをすでに明かしていた。
現在37歳の岡崎は、レスター時代に“ミラクルレスター”とも呼ばれたメンバーとともにプレミアリーグ制覇を成し遂げた。また、日本代表では通算119試合に出場し、歴代3位の50得点をマーク。ワールドカップも3大会に出場するなど、その功績は計り知れない。
迎えた17日のルーベン戦。センターフォワード(CF)としてスタメンした岡崎は、後半7分までプレーした。得点に絡むことはなかったが、献身的な守備やストライカーの動きは健在。ピッチを後にする際には、両チームの選手やスタッフ、スタンドの観客が一斉に拍手でその雄姿を見送った。
それだけにはとどまらず、両チーム選手とスタッフが花道を作り、労いを受ける岡崎。日本人選手が計7人出場したゲームで、伊藤涼太郎や藤田譲瑠チマ(ともにシント=トロイデン)、明本考浩や三竿健斗(ともにルーベン)などもその輪に加わった。
こうした姿にSNS上のファンも「こういうのいいよね」「長年に渡ってお疲れさま」「本当に素敵」「観客もとても温かく、ふさわしい拍手を送っていたね」と反応。シント=トロイデン公式インスタグラムでも「これまでのすべてにありがとう、レジェンド」と添えて岡崎への敬意を表していた。