EL制覇に燃える“カリスマ”イブラ 自身17度目のハットトリックも「もっと良い試合ができた」

ラウンド32第1戦でサンテティエンヌに3-0と快勝 マンU加入後は初のハットトリック達成

 マンチェスター・ユナイテッドの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、16日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦、サンテティエンヌとの第1戦でハットトリックを決める活躍を見せ、3-0勝利の主役となった。ユナイテッド加入後初のハットトリックとなったが、イブラ自身にとってはキャリア17度目の達成になったと、英公共放送「BBC」などが報じている。

 35歳のカリスマが最初に輝きを放ったのは、前半15分だった。直接FKのチャンスで、イブラが右足で放った低空のシュートは、相手MFパジョのかかとを直撃。コースが変わると、ボールはコロコロとゴールに吸い込まれた。

 ラッキーな形での先制点となったが、後半30分には流れのなかから決める。左サイドをFWラッシュフォードが切り裂くと、左足でクロス。このボールは相手GKが一度弾くも、こぼれ球をファーサイドで待っていたイブラが冷静に右足で合わせて、リードを2点に広げた。

 そして仕上げは同43分、自らがエリア内で倒されPKを獲得。キッカーを務めると相手GKの逆を突き、左隅にダメ押しとなる3点目を決めた。

 

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