アトレチコ会長、元エースFWを「愚か者」と罵倒 「ヤツは英雄として来て、裏口から出て行った」

かつてアトレチコでゴールを量産したアグエロを会長が一刀両断

 アトレチコ・マドリードは闘将ディエゴ・シメオネ監督の下で鉄の規律を築き上げ、レアル・マドリードとバルセロナの2強体制に割って入るなど抜群のチームワークを誇るが、クラブ会長のエンリケ・セレソはマンチェスター・シティに移籍したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロを目の敵にした発言をしている。

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 スペインのラジオ局「オンダ・セロ」に出演したセレーゾ会長は、チームのアイドルであるフェルナンド・トーレスの契約更新について「彼は素晴らしい選手だ。契約更新できると信じている。むしろ、なぜ更新しない理由があるのだろう?」など、クラブの現状について満足げに語っている。

 しかし、かつて本拠地ビセンテ・カルデロンを沸かせたアグエロについて話が及ぶと一転、ヒートアップしてかつてのエースFWを一刀両断した。

「アグエロは愚か者として咎めを受け、アトレチコから去った唯一の選手だ。ヤツは英雄として来て、裏口から出て行った」

 アグエロは2006-07シーズンに加入したアトレチコで、FWディエゴ・フォルランとの強力2トップを形成し、得点を量産。しかし2010-2011シーズン終了後に自らクラブの退団希望を発表し、シティへと去っていった。その経緯をセレーゾ会長はいまだに許せない模様だ。

 

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