ギリシャ代表FWゲオルギオス・サマラスが言及

　スコットランド1部セルティックでプレーしていたギリシャ代表FWゲオルギオス・サマラスが、古巣の主力選手が今夏にクラブを離れることを予想した。セルティック専門メディア「Celts are Here」が報じている。

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　今シーズン、レンジャーズと激しいタイトル争いを繰り広げているセルティックで、公式戦42試合に出場して13得点16アシストを記録しているのが、デンマーク代表MFマット・オライリーだ。かつて、元日本代表MF中村俊輔氏と一緒にプレーしていたサマラス氏は、イングランド2部MKドンズから加入したMFのステップアップを予想した。

「マット・オライリーが今シーズンの終了とともにクラブを離れることになると、私は100%確信しているよ。昨シーズンも彼は素晴らしいシーズンを過ごした。そして今シーズンも、ファンタスティックなシーズンを過ごしている。私たちは彼が年を追うごとに成長している様子を目の当たりにしている。彼はイングランドの2部から来て、毎週毎週、クラブのためにすべてを捧げてきた。素晴らしい才能ある選手だ。彼のゴール、アシスト、安定感あるプレー。彼はセルティックでのキャリアのピークにあると思う。今、彼にとっても、クラブにとっても、最善の選択は夏に最も良いオファーを見つけることだ」と、セルティックからの移籍を勧めた。

　オライリーの実力を認めるサマラス氏は「彼はどんなチームでもプレーできる。間違いなくね。確かにイングランドのトップ4でプレーするのは、どこであってもより難しいことかもしれないし、そうしたクラブに加わる準備はできていないかもしれない。だが、プレミアリーグの似たレベルのクラブでプレーできることに疑いはない。あとはプレーする機会を得られるかだ。セルティックは、非常に高い移籍金を設定している。巨額の移籍金を得られることになるはずだ。プレミアリーグだけじゃなく、スペイン、ポルトガル、ドイツ、イタリア、そうしたヨーロッパのビッグクラブに移籍してプレーする姿が目に浮かぶよ」と、コメントした。

　セルティックからビッグクラブへ羽ばたいた選手は少なくない。日本人選手も多くプレーしているだけに、オライリーの今後も気になるところだ。