ミランがまたもや失態! 逃した宝は大きく… 今冬放出の若手FWが新天地プレミアで大暴れ

悲しきサイクル…ミラン若手が新天地で活躍

 22歳のニアングは、ミランから去った若手が新天地で活躍するという悲しいサイクルの最新例となってしまった。

 若き司令塔リッカルド・サポナーラは、ミランでその才能を開花させることができなかったが、15年シーズン後にエンポリへ完全移籍すると昨季は5得点10アシストと目を見張るような活躍を披露。そのパフォーマンスを高く評価されて、1月にフィオレンティーナへの期限付き移籍を果たしている。

「ファラオーネ(エジプトの王)」の異名で愛されたFWステファン・エルシャラウィは、ミランで故障に苦しみ続けた。ところが昨季後半戦にASローマに期限付き移籍すると、それまで鳴りを潜めていた日々が嘘のように16試合8得点の大爆発でイタリア代表に返り咲いている。

 ミランの現エースのスソも、昨年1月にミランから期限付き移籍で加入したジェノアで6得点2アシストと才能を一気に花開かせた。ベティスなどからもオファーが届いたなか、最終的に古巣ミランに復帰する道を選んでいた。

2014年1月にロシア1部のCSKAモスクワから移籍金ゼロで獲得した日本代表FW本田圭佑は、現在チーム屈指の高給にも関わらず完全なベンチ要員となっており、ミランは安物買いの銭失いという暗黒のスパイラルから脱却できずにいる。

 

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