本田への信頼は極めて低いと言わざるを得ない

　シーズン後半戦に向けて、イタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラは左太ももの故障により今季絶望と見られている。また、イタリア代表DFマッティア・デ・シリオをはじめサイドバックに故障者が続出し、センターバックのイタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリとボランチのスロバキア代表MFユライ・クツカが両サイドバックを務める羽目になった。

　中国企業への身売り交渉の遅れから金欠状態で元ユベントスのウルグアイ代表DFマルティン・カセレスはメディカルチェックをパスした挙句、年俸面の要求に応じられずに衝撃の破談に終わっていた。

　疲労の色が濃いスソの起用をこのまま続ければ、才能豊かなスペイン人アタッカーが完全ガス欠となる危惧もあるが、それでも指揮官は本田の起用に踏み切ることができずにいる。10番への信頼は極めて低いと言わざるを得ないようだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images