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小野伸二氏、古巣フェイエノールトは「キャリアと人生の大きな意味を持つ」と凱旋に感慨
4月7日のアヤックス戦の試合前に登場
オランダ1部フェイエノールトは、4月7日に行われたエールディビジ第29節アヤックス戦に6-0で圧勝した。かつてクラブに所属した元日本代表MF小野伸二氏が本拠地に凱旋して注目を集め、小野氏も「ここにいたことは決して忘れない」と語っている。米スポーツ専門局「ESPN」オランダ版が伝えた。
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小野氏は1998年に浦和レッズでプロデビュー後、2001年夏にフェイエノールトへ加入。06年まで在籍したなかで、02年のUEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)制覇に貢献するなど、攻撃の中心選手として活躍し、同クラブでは148試合に出場し、24ゴールをマークした。
昨季限りで現役を引退した小野氏の来場は、先月にクラブ側が発表したなか、名門アヤックスとの伝統の一戦“デ・クラシケル”の試合前に本拠地「フェイエノールト・スタディオン」に登場。スタンドからは小野氏のイラストが描かれた巨大フラッグが現れるなど、改めて敬意が示された。
クラブの公式SNS上では、本拠地凱旋のシーンを捉えた写真や動画がアップ。そのなかで話題を呼んだのが、フェイエノールト時代に小野氏とホットラインを築いた元オランダ代表FWピエール・ファン・ホーイドンク氏との再会場だ。2人は笑顔でがっちり手を重ね抱擁。久々に顔を合わせたなかで言葉も交わした。
米スポーツ専門局「ESPN」オランダ版によれば、小野氏は凱旋に関して、「ここでは素晴らしい時間を過ごした。毎試合、ファンが僕のベストを引き出してくれた。フェイエノールトは私のキャリアと人生において大きな意味を持った。ここにいたことは決して忘れない。(再び)ここに来られて嬉しい」と語ったという。
現役時代に計7クラブに所属した小野氏にとっても、フェイエノールトは特別な存在のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)