スペイン1部で前代未聞の試合延期! 「世界一美しいスタジアム」が冬の嵐で損壊

 

デポルティボのホームタウンでは計10万世帯が停電、スタジアムの屋根や壁も破壊

 リーガ・エスパニョーラ(スペイン1部)で、前代未聞の理由によって試合延期の決断が下された。現地時間3日に行われる予定だった第21節デポルティボ・ラ・コルーニャ対ベティスの一戦は、スタジアムの屋根などが壊れて試合を延期したと発表された。

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 デポルティボとベティスはともに1990年代から2000年代初頭にかけてリーガの中堅として存在感を放っていたが、今季はここまでそれぞれ15位、13位と1部残留を現実的な目標として見据えるなかで対戦するはずだった。

 しかし、地元紙「ラ・オピニオン・ラ・コルーニャ」によると、デポルティボのホームタウンであるガリシア地方ではこの日、冬の嵐が吹き荒れた。この地方で計10万世帯が停電になるほどの猛威を振るったなかで、デポルティボにとっての本拠地であるエスタディオ・デ・リアソールも大ダメージを受けたという。

 同紙の記事では、被害を受けたリアソールの写真を掲載。四方を囲む特徴的な形状の屋根の一部が剥がれ落ちており、スタジアムの外壁も一部が崩れ落ちるほどの惨状となっている。

 

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