リバプールがラツィオのナイジェリア代表MF獲得に向け準備するトレード要員とは?

ボリーニとオナジのトレード移籍が実現か

 リバプールのイタリア人FWファビオ・ボリーニとラツィオのナイジェリア代表MFオジェニ・オナジによるトレード移籍が行われる可能性が浮上している。英日曜紙「サンデー・エクスプレス」が報じている。

 ブレンダン・ロジャース監督は、中盤の強化を目指しており、今冬にも補強に動くとされていた。

 そこで目をつけているのが現在ラツィオの“若き才能”オナジ。印象的な活躍を披露しているナイジェリア代表に、複数のクラブが関心を寄せているというが、リバプールには、他クラブを出し抜くための「切り札」があるという。それがボリーニだ。

 ラツィオは以前から長きに渡って、ボリーニへの興味を強めていた。しかし、イタリア人ストライカーはリバプールでいまだインパクトを残すプレーができていない。

 リバプールは、ラツィオに対し、オナジ獲得のトレード要員として、ボリーニに加えて800万ポンド(約15億円)の条件を提示する方針であると伝えられている。

 ロジャース監督は今夏にもオナジ獲得に乗り出していたが、実現には至らず。代役としてレバークーゼンからドイツ人MFエムレ・カンを獲得していた。

 昨季2位と大躍進を遂げたリバプールだが、今季は9位と大不振に陥るリバプール。それでもボールをつなぐ哲学を貫くロジャース監督は、その本来の姿を取り戻すべく、ナイジェリア代表MFの獲得を視野に入れている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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