カウンター場面では守備対応でピンチを凌ぐ

　日本代表MF田中碧は、3月21日に国立競技場で行われた北中米ワールドカップ（W杯）アジア2次予戦の北朝鮮戦で決勝ゴールをマークした。クラブでも躍動する田中のプレーには、得点以外でもファンを驚かせている。

　今年1月から2月にかけてカタールで行われたアジアカップ選外だった田中。今回の3月シリーズで代表復帰すると、21日のホーム戦で早速結果を残す。

　前半2分、ファーサイドへのクロスをMF堂安律が折り返し、中央でボールがこぼれたところで再び堂安が中央へラストパス。それを攻撃参加した田中が上手く蹴り込み先制弾となった。

　フル出場で勝利に貢献した田中は、ゴール場面以外でも目立った活躍。中盤で溜めを作り、守備ではカウンターの際にカバーに入りピンチを脱するなど奮闘していた。

　SNS上でも「守備も頑張ってた」「謎の得点力」「コートに3人くらいいるのか？」「一番良かった」「運動量が半端無い」「（田中）碧に助けられた」といった賛辞が続々と飛び交う。攻守でコンディションの良さを見せている田中は、今後も代表の重要なピースになってくるはずだ。