日本代表DFは「100%の価値を見せていない」 独メディアが不調指摘…決定的データとは?
板倉が出場した10試合でチームは1勝のみ
ドイツ1部ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉は、今シーズンの公式戦11試合に出場して2得点を記録している。ボルシアMGの最終ラインの中心的な存在だが、ドイツ紙「ビルト」が「板倉の真実」と特集記事で報じた。
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記事では「日本人にはボルシアMGでMFマヌ・コネに次ぐ、1500万ユーロ(約24億円)の市場価格がついている。中心選手として期待されているが、靭帯の断裂やアジアカップによる欠場で、ここまでリーグ戦では10試合しか先発していない。また、板倉が先発した10試合で、ボルシアMGは1試合しか勝てていない。また、センターバックのなかでのデュエル勝利数も同ポジションで最低となっている。さらに日本代表は、ファウルでしか相手を止められないことも多い。これまでの10試合ですでに彼は5つのイエローカードを受けており、2試合に一度の割合だ」と、板倉の苦戦ぶりを報じている。
さらにボルシアMGのジェラルド・セオアネ監督は、板倉のパフォーマンスについて「負傷とアジアカップの後、ブンデスリーガのレベルに戻るために時間を必要としていることが分かるだろう。だが、彼は我々にとって絶対的なクオリティーの高い選手であり、期待値も高く、複数のポジションもこなせる。復帰してからは100%の価値を見せることができていないが、彼にもまだ向上の余地がある」と、コメントしている。
ブンデスリーガで12位のボルシアMG。指揮官は板倉のポテンシャルを高く評価してくれているだけに、自身にとっての今シーズン2勝目を早くあげたいところだ。
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