好調バルサのシャビ監督、退任“取りやめ説”を否定「それ以上のストーリーは何もない」
今年1月に退任意向を表明も、直近のリーグ戦負けなし
スペイン1部FCバルセロナが好調だ。直近のリーグ戦5試合は4勝1分で勝ち点13を上積みしている。チームを率いているシャビ・エルナンデス監督は、今シーズン限りでの退任を明言しているが、この好調ぶりを受けて退任を取りやめるのではないかという憶測が広がった。しかし、スペイン人監督は考えが変わっていないと語っている。「beINSPORTS」オーストラリア版が報じている。
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現地時間3月3日にアスレティック・ビルバオとのリーグ戦を控えるバルサ。今年1月末に今季限りでバルサの監督を降りることを明言したシャビ監督だが、この意思表明以降、クラブは好調でリーグ戦では負けていない。再びレアル・マドリードと優勝を争える状態に戻ったと見られているが、シャビ監督は監督の座に留まる意向はないようだ。
ビルバオ戦に向けて「アスレティックはリーグの中でも最も激しいチームだ。そして、彼らは自信に満ちている。もし私たちが勝てたら、大きな前進になるだろう」と、コメントした。
そして自身の去就については「今日になっても、何も変わっていない。それ以上のストーリーは何もない。以前と同じであり、次の試合に集中するだけだ。確かに最近の私たちは上手くいっている。チームが毎日、素晴らしい練習をできている様子を見ているし、選手たちの間の緊張感も以前よりは薄れている。だが、明日になればすべては新しいストーリーになり、ここバルセロナでは毎日チャレンジがある。今シーズンの真実を伝える時は来るが、この数週間は上手くいっていると私たちは感じられている」と、チームの状態が上向きであるとしつつも、自身の去就についての状況は変わらないことを強調した。
コパ・デル・レイ(国王杯)では延長戦の末にビルバオに2-4で敗れて敗退となったバルサだが、リーグ戦では勝ち点を上積みできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)