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セルティック日本人なぜ出番増? 「私はとても満足している」…指揮官が起用経緯を説明
岩田智輝の出番が増加、ロジャーズ監督が理由に言及
スコットランド1部セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督がMF岩田智輝を「本当に素晴らしい選手」と絶賛した。2022年シーズンのJリーグMVPはセルティック加入後になかなか出番を得られていなかったが、ロジャーズ監督はその理由も明かしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
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岩田は2022-23シーズン途中にJ1横浜F・マリノスからセルティックに加入。しかし、出場機会は限られており、今季も出場はリーグ戦9試合、チャンピオンズリーグ3試合の計12試合にとどまっていた。
しかし、直近の2試合はいずれも先発出場。ロジャーズ監督は「彼は中盤のアンカーとして、カル(カラム・マグレガー)が前に出ていくことを可能にしている」とその働きを高く評価している。そして、指揮官はこれまで岩田をあまり起用してこなかった理由についても明かした。
「彼は本当に素晴らしい選手だが、今季は多くの試合を欠場していた。チームに入ることができそうな時期に怪我をしてしまっていたんだ。彼にとっては困難な時期だった。その後は彼を適切なタイミングで起用する必要があった。彼はトレーニングでも全力を出していて、私はとても満足している。彼はチャンスを待っていた。中盤のポジションは入っていくのが難しい。マット・オライリーだって、去年はほとんど先発していない。カラムや旗手怜央、アーロン・ムーイが多くの試合でプレーしていた。トモ(岩田)もマットのように辛抱強くなる必要があったんだ」
岩田は怪我の影響もあり、チームへの適応に苦しんでいたよう。だが、ロジャーズ監督は「彼を信頼している。彼はシンプルにプレーし、ダイナミックにボールを奪い返す。ここ2試合は素晴らしいパフォーマンスをしているよ」と岩田への信頼を強調している。終盤戦に向けてさらに出番を増やすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)