評価を高めるサンパオリ監督、初の欧州挑戦でセビージャを躍進させる

　今季リーガでセビージャを躍進に導いている立役者と言えば、ホルヘ・サンパオリ監督だが、その手腕は高く評価されており、英紙「インターナショナル・ビジネス・タイムス」でバルセロナの次期監督候補に挙げられている。

　サンパオリ監督は今季からセビージャの指揮官に就任すると、攻撃に人数をかけるサッカースタイルでリーガ、UEFAチャンピオンズリーグを席巻。また敏腕SDとして知られるモンチ氏が獲得したMFサミル・ナスリ、FWステヴァン・ヨベティッチをチーム内に組み込むなど、日本代表MF清武弘嗣が出番に恵まれないほどの充実した陣容を作り上げた。

　同記事では現地時間22日に行われたリーガ第19節オサスナ戦で、打ち合いの末に後半アディショナルタイムにパブロ・サラビアのゴールで勝ち越し、4-3で勝利したことについて触れ、「彼の監督として初のヨーロッパでの仕事は、リーガのファンを喜ばせている。彼はルイス・エンリケのバルセロナを引き継ぐ最有力候補だ」として、マルセロ・ビエルサから引き継いだサッカースタイルを「ティキ・タカとプレッシングを組み合わせた戦術」とも記している。