「オプタ」は韓国の優勝確率を32.9％と予想

　韓国代表が2月7日、アジアカップの準決勝でヨルダンと対戦する。64年ぶりの優勝に向けてあと2勝、データ分析会社「オプタ」による優勝確率もアップし、母国紙が注目している。

　韓国はグループリーグをバーレーンに次ぐ2位で通過。決勝トーナメント1回戦でサウジアラビア、準々決勝ではオーストラリア相手に後半アディショナルタイムに追い付き、PK戦、延長戦でそれぞれ勝利を収めた。

　準決勝でヨルダンと対戦するなか、韓国紙「武道新聞」は「韓国代表チームの優勝確率が高まった。オーストラリアを破った勢いに加え、日本がベスト8で脱落したからだ」と優勝予想を取り上げている。

　記事では、データ分析会社「オプタ」の優勝予想を基に、「韓国の優勝確率は32.9＆を記録する見通しで、ベスト4に勝ち上がった4チーム（韓国、ヨルダン、イラン、カタール）の中で最も高い。韓国は大会前、日本に次ぐ2位、大会中には6位まで後退するなど優勝確率トップは遠かった。韓国のうしろをイランが31.9％で追いかける」と伝えた。

「有力な優勝候補が相次いで脱落し、韓国の優勝確率も急激に上がった。客観的には韓国とイランが決勝で激突する可能性が最も大きい。準決勝の韓国とヨルダン戦の勝利確率は、韓国68.3％、ヨルダンが31.7％だ。逆の山では、イランの決勝進出が有力視されている。韓国が決勝に進めば2015年大会以来だ。当時は決勝でオーストラリアに敗れて優勝を逃したが、64年ぶりのアジアカップ優勝まであと2勝だ」

　FWソン・フンミン、MFイ・ガンイン、DFキム・ミンジェらを擁する韓国は、64年ぶりのアジアカップ制覇に向けて士気を高めている。