「欧州組20人なのに」 日本代表、無念のアジア杯8強敗退に韓国言及「敗戦、なぜ?」

日本代表は今大会、23人中20人が欧州組のチーム構成に【写真:ロイター】
日本代表は今大会、23人中20人が欧州組のチーム構成に【写真:ロイター】

優勝候補を謳われながら無念のベスト8敗退

 森保一監督率いる日本代表は2月3日、アジアカップの準々決勝でイランと対戦。先制するも最終的に1-2で競り負け、ベスト8敗退となった。優勝候補を謳われた日本が敗退し、韓国メディアは「欧州組20人なのに…日本の敗戦、なぜ?」と取り上げている。

 日本はイラン戦の前半28分、左サイド低い位置からMF守田英正が中央にパスを入れると、FW上田綺世がポストプレー。そのまま駆け上がってフォローした守田が受けてカットインし、そのままゴール正面から右足シュートを放つとGKアリレザ・ベイランバンドに当たったボールはゴール内へ吸い込まれ、貴重な先制点となった。

 1点リードで迎えた後半10分、イランFWサルダル・アズムンにゴール正面でキープされると前を向かれてスルーパスを出される。そこにMFムハンマド・モヘビに走り込まれ、GK鈴木彩艶との1対1を決められて失点。1-1の同点に追いつかれてしまった。

 流れの悪い日本は後半22分、FW前田大然とMF久保建英に代えてMF三笘薫とMF南野拓実を投入。しかし、日本はなかなかゴールに迫る展開を作れないまま迎えた後半アディショナルタイム、ゴール前のこぼれ球への対応でDF板倉滉が遅れてファウル。このPKをMFアリレザ・ジャハンバフシュに蹴り込まれ、1-2で敗れてベスト8敗退となった。

 韓国メディア「xportsnews」は「欧州組20人なのに…日本サッカーの敗戦、なぜ?」と見出しを打ち、「豪華なメンバーを誇っていた日本代表が、とてつもないミスにより大会ベスト8で早くも荷造りを余儀なくされた。伊東純也が離脱したとはいえ、それでも戦力的にイラン戦勝利が予想されていたが、結果は衝撃的な逆転負けだった」と伝えていた。

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