ミランを復活させたモンテッラ監督に契約延長の可能性が浮上 交渉成立の鍵はウイング補強か

現行契約は2018年6月まで、クラブも指揮官も契約延長を望むが…

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは今季、18試合を終えた時点で勝ち点36を挙げて2試合消化が少ない時点で5位と近年の不振からの脱却を見せつつある。そして、チームを復活させているヴィンチェンツォ・モンテッラ監督に契約延長の可能性が浮上しているという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 モンテッラ監督は今季開幕前に就任し、2018年6月までの2年契約でチームの指揮をスタートさせた。シルビオ・ベルルスコーニ会長のライフワークとなった2トップを要求する現場介入も、「私は3トップでやる」と突っぱねて4-3-3システムをチョイス。主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボが負傷により長期離脱する不運もありながら、ここまでの成績を残してきた。

 それをクラブサイドは高く評価しており、モンテッラ監督自身も契約延長を希望しているという。そして、記事では「契約延長が成立するかどうかの鍵は移籍市場にある」としている。

 モンテッラ監督はウイングを配置した3トップシステムをミランに持ち込んでいるが、実際に両ウイングの枚数は足りていない。右ウイングはスペイン人FWスソが大車輪の活躍を見せ、左ウイングはフランスの若手FWエムベイエ・ニアングが務めるが、その控えは右に本田、左に3ボランチのレギュラーを務めるMFジャコモ・ボナベントゥーラのみとなっている。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング