前川が鈴木を送り出したワンシーンに注目

　森保一監督率いる日本代表は1月24日、アジアカップのグループリーグ（GL）第3戦でインドネシア代表に3-1で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。日本サッカー協会（JFA）公式YouTubeチャンネルでは、インドネシア戦の舞台裏が公開された。

　試合は前半6分、FW上田綺世が自ら獲得したPKを決めて先制に成功すると、後半7分にMF堂安律のクロスに上田が合わせて追加点を奪取。同43分には上田のシュートが相手のオウンゴールを誘って3-0とリードを広げ、終盤に1点を返されたものの、勝利を収めた。

　そんななか、JFA公式YouTubeチャンネルでインドネシア戦の舞台裏が公開。森保監督に加え、DF冨安健洋とDF中山雄太がチームに対して発言する場も収められた。

　そして、なかでも注目を集めていたのがGK鈴木彩艶とGK前川黛也が試合前に固い握手を交わしたワンシーンだった。21歳の鈴木に対して29歳の前川が歩み寄り、言葉をかけると固い握手を交わし、背中を叩いて送り出した。

　コメント欄では、「前川選手まじで彩艶の為に鼓舞してるの本当に人間性が良すぎる」「1番グッときた」「前川優しすぎる」「人柄の良さが滲み出てる」など、多くのコメントが寄せられた。

　これまでアジア杯では鈴木が3試合スタメン出場で奮闘。同じGKとして、若き守護神を鼓舞し、裏で支えているワンシーンに注目が集まっていた。