ミュラー、質問攻めを避ける斬新な手法が話題に “偽装行動”にスタッフやチームメートも苦笑い

カタールキャンプを終えて帰国したバイエルン 空港でFWミュラーがまさかの行動に

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが記者からの質問攻めを避けようと取った手法が斬新だとして話題になっている。独衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 バイエルン・ミュンヘンはウィンターブレイク中にカタールのドーハでキャンプを実施。そして現地時間11日にチームはミュンヘンへ戻ってきたが、空港でミュラーがまさかの行動に出た。

 ミュラーはスマートフォンを右耳に当て、誰かと電話しながら報道陣の前に姿を見せた。しかし、ミュラーが実際に手にしているのはスマートフォンと形や大きさがよく似たパスポートだった。どうやら通話中を装い、取材を避ける狙いがあったようだ。テレビカメラの前を満面の笑みを浮かべて颯爽と通り過ぎた。近くを歩くスタッフやチームメートも苦笑いしながら“偽装”の様子を見つめていた。

 「スカイ・スポーツ」のツイッターも「最高だ。これぞトーマス・ミュラー」と泣き笑いの絵文字を付けて投稿している。ミュラーは以前からSNS上などで独特のユーモアを披露することで知られている。ピッチ上では鋭い嗅覚でゴールを陥れる狡猾なゴールハンターだが、一度ピッチを離れれば、茶目っ気たっぷりのムードーメーカーとなっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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