「注目されることは当たり前」 5戦連続5ゴールの青森山田10番が抱くプロ入りへの覚悟

偉大な“先輩10番”の背中を追いJの舞台へ

「点を取ることはいつも狙っている。その成果が出たと思います。注目されるのは当たり前だと思っていて、そのなかで自分がどこまでできるかというのを出したいと思っていました」

 自らに厳しいプレッシャーをかけるのは、今後の進路もあってのことだ。2017シーズンからはジェフ千葉への加入が内定している。結果が求められるプロの世界に進むからこそ、遮二無二ゴールを狙いにいった。

 報道陣からは、かつて青森山田の背番号10を背負った柴崎との比較についての質問も飛んだ。「柴崎選手はどんどん上のステージに行っているので、自分もそれに負けないくらい成長していきたいです。すべてにおいてレベルが違うと思うので、もっと一回りも二回りも大きくならないといけないと思います」と殊勝に語りつつも、プロとして同じ土俵に立つ覚悟を語った。

 今大会を通じて発揮した強い気持ちを、千葉のユニフォームを身にまとっても見せ続ける。高橋は青森の地で磨かれたタフさとテクニックで、プロの扉の前に立とうとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

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