「もうちょっと上げていきたい」 上田綺世、自身の状態を説明…エース候補の覚悟「何点取ろうとかそういうのはない」【現地発】
上田が語るアジア杯への思い
日本代表は1月11日、ドーハで14日に行われるアジアカップのグループリーグ初戦ベトナム戦に向けて練習を約1時間公開した。昨年末の合宿では別メニュー調整だったFW上田綺世はコンディション状況について「もうちょっと上げていきたい」と言及。徐々に万全に近づいているようだ。
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エース候補に懸かる期待は大きいが、上田は冷静に周囲の声に左右されず、自身にベクトルを向ける。
「FWは点を取るのが一番いいと思っている。一番いいと思っていると言うか、FWは点を取る職業。GKがシュートを止めるのと同じだと思っているし、別にそれはFWが点を取ったらもちろん盛り上がるし、それがFWの良さでもあるんですけど、やっぱりそれは求められることだし、必要なことだと思う。そこはやっぱり常に意識していきたいなと思います」
かつてアジア杯で4度アジア王者に立った日本。だが、2011年以来13年優勝から遠ざかっている。引いてくる相手に対していかに崩すか、点を取るかがカギになる。そのなかで、上田の言葉は頼もしい。「僕はこの大会で何点取ろうとかそういうのはない」。こう話すのは、際限なくゴールを目指す気持ちがあるからだ。
「毎試合、必要なだけ取れたらいいと思うし、チームに求められていることだと思う。FWとしてそこを最大限にできたらいい」
森保ジャパンが優勝を目指すにあたって、強い覚悟で臨む上田の力は絶対に必要だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)
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