神戸移籍後初ベスト11の酒井高徳が語った王者としての“ノルマ” 「今回の1度だけではないことを証明しないと」

ベスト11に選出された酒井高徳【写真:徳原隆元】
ベスト11に選出された酒井高徳【写真:徳原隆元】

初優勝を果たした神戸からは4人がベストイレブン入り

「2023Jリーグアウォーズ」が12月5日に横浜アリーナで開催され、J1初優勝を成し遂げたヴィッセル神戸からは、4選手がベストイレブンに選出された。そのなかの1人である元日本代表DF酒井高徳は、2019年から神戸に在籍しているなかで今回が初の選出となった。

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 2019年にドイツのハンブルガーSVから神戸に加入した酒井は、「神戸に戻ってきて5年目になりますけど、みんなでやってきたもの、築き上げてきたものが形になって、非常に嬉しく思っています」と、キャリア初のベストイレブン選出を喜んだ。

「ポジション的にも、あまり目立つポジションではないですけど、こうやってみんなと一緒に何かを勝ち取る喜びを、優勝という形で受け取れたことは、非常に嬉しく思いますし、自分はすごくチームを引っ張るところを意識していたので、チームとして結果が出たことは、自分のキャリアを歩んできた中でも非常に大きなものになったなと思います」

 授賞式では、来シーズン以降もベストイレブンに入る意気込みを語っていた酒井だが、その後に行われたメディア向けの会見でも、「本当に周りから見られる目も変わってくると思います」と、初優勝したクラブと初のベストイレブンを受賞した自身について切り出した。

 そして、「自分たちがやってきたことを、しっかり続けることが大事だと思っています。今回の1度だけではないことを証明しないといけない非常に難しい立場になると思いますけど、自分たちのやっていることの方向性をしっかり信じています。また(来季は)どういう戦い方になったりするか分かりませんが、しっかりとした自分たちの姿勢を見せることが、来季はすごく大事になってくるかなと思うので、そこらへんを意識したいなと思います」と、王者として戦う来シーズンに向けて酒井は早くも気を引き締めた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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