「驚くべき悪戯」 英3部“前代未聞ゴール”で騒然…GKへ体当たり→こぼれ球拾って得点認定

ウィコムのストリエク【写真:Getty Images】
ウィコムのストリエク【写真:Getty Images】

英3部バーンズリー対ウィコムで驚きのワンシーンが物議に

 英3部リーグで前代未聞の決勝ゴールが生まれた。スコアレスのまま迎えた後半アディショナルタイム、GKへ体当たりし、そのこぼれ球を拾ったFWが決勝点をマーク。反則なしで勝敗が付いた一連のシーンが物議を醸し、英メディアは「フットボールの試合史上最も異常な結末」と驚きを持って伝えている。

 驚きのワンシーンが起きたのは、英3部リーグ1のバーンズリー対ウィコムの一戦。スコアレスで迎えた後半アディショナル1分、ウィコムGKマックス・ストリエクがゴール前でボールを手で拾い上げたところ、バーンズリーFWサム・コスグローブがそこへ駆け寄り、その勢いのまま体当たりを見舞う。

 GKストリエクはこの衝撃でボールをこぼしてしまうと、こぼれ球を拾ったFWコスグローブが右足でゴール。ファウルに該当するような場面にも見えたが反則にはならず得点は認定。バーンズリーは土壇場で歓喜の瞬間を迎えた一方、ウィコム側にとっては納得のいかない失点になったとも言える。なお、判定に抗議したウィコムMFハリー・ボーイズは退場処分が下されている。

 現地ではこのシーンが物議に。英紙「ザ・サン」はこの不可解なワンシーンに脚光を当て「驚くべき運命の悪戯(いたずら)が、おそらくあなたが目にする可能性のあるフットボールの試合史上最も異常な結末をもたらした」と、驚きを持って伝えられている。

 さらに記事ではSNS上に寄せられたファンの反応も紹介。「こんなの見たことない」「奇妙だ」「私は何を見ているんだろう?」といった声が並び、奇妙な一部始終への反響が広がっていた。

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