横浜FM喜田、アウェー戦の黒星に「申し訳ない」 韓国勢を相手に2敗「悔しいけどそれが自分たちの力」

横浜FMの喜田拓也【写真:Getty Images】
横浜FMの喜田拓也【写真:Getty Images】

横浜FM喜田「次はホームでできるし、勝ちだけを目指してやりたい」

 横浜F・マリノスは11月28日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5戦で仁川ユナイテッド(韓国)とアウェーで対戦。初戦で敗れた相手とのリターンマッチに1-2で敗れ、韓国勢を相手の2敗目となった。主将のMF喜田拓也は「最後の決めるところで精度が伴わなかった。悔しいけどそれが自分たちの力」と話した。

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 横浜FMは前半11分にサイドから中央に入れたボールを奪われるとシンプルにサイドを割られ、中央へ折り返した後の最初のシュートはGK一森純がはじき出したものの、こぼれ球をMFホン・シフに蹴り込まれて先制を許してしまった。

 さらに後半23分、横浜FMが一森からつないだビルドアップを仁川が中盤でカットすると、そのまま攻撃を仕掛けてラストパスにFWエルナンデス・ロドリゲスが合わせてゴールへ蹴り込んだ。際どいオフサイドの判定でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックも長くなったがオンサイドでゴールが認められた。

 横浜FMは後半37分、コーナーキックからニアサイドでDFエドゥアルドがコースを変え、ゴール前でエウベルが押し込んで追撃のゴール。しかし、後方に構えた仁川を攻めあぐねてカウンターを受ける初戦と同じような試合をしてしまった横浜FMは1-2で敗戦を喫した。

 喜田は試合後に「アウェーですけど勝ちに来た。これだけサポーターが来てくれたなかで勝利が届けられなかったのは悔しく思うし、申し訳ない。チャンス自体はすごく作っていたので、最後の決めるところで精度が伴わなかった。悔しいけどそれが自分たちの力なので」と硬い表情で話した。

 この結果、横浜FMと仁川は勝ち点9で並んだ。同組ですでに勝ち点9を得ている山東泰山(中国)とカヤFCイロイロ(フィリピン)の試合はこの後の時間帯でキックオフされるが、横浜FMの最終戦はホームで山東と対戦する。突破条件も複雑になりそうだが、喜田は「次はホームでできるし、勝ちだけを目指してやりたい。サポーターがこれだけ来てくれて感謝しているし、最後に彼らの前で勝利してグループステージを突破できるようにしたい」と、シーズンのラストゲームとなる12月13日のゲームを見据えた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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