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トッテナムが快進撃、ポステコグルーの補強手腕に英注目 横浜FM&セルティックでの「成功の背景」に監督持論
好調トッテナムを率いるポステコグルー監督のリクルート能力が再評価
イングランド1部トッテナムは、今シーズンからJ1の横浜F・マリノス、スコットランド1部セルティックで指揮を執ってきたアンジェ・ポステコグルー監督が采配を振るう。新監督のもとでクラブは快進撃を見せており、10試合を消化して8勝2分けの無敗。未消化の第11節チェルシー戦に勝利すれば、暫定首位のマンチェスター・シティを抜いて首位に立つ。
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トッテナムは今夏、FWブレナン・ジョンソン、FWマノル・ソロモン、MFジェームズ・マディンソン、DFミッキー・ファン・デ・フェン、GKグリエルモ・ヴィカーリオといった選手たちを補強した。彼らは即座にトッテナムで活躍を見せており、英メディア「フットボール・ロンドン」は、ポステコグルー監督のリクルート能力が再評価されている状況に目を向けている。
セルティックでも、日本代表FW古橋亨梧らを補強して大成功を収めていたポステコグルー監督。同指揮官は「私はどのクラブでも、補強に関しては最大限の発言力を持てるようにしてきた。すべての仕事をこなすわけではないが、役割の重要な部分であり、特に初めて加入したクラブでは大きな意味を持つ」と、持論を展開した。
「最初にクラブに行った時、人々は2つの物差しで測ってくる。1つは結果であり、それ自身が多くを物語る。だが監督として私自身も経験してきたが、早いタイミングで即座に結果を保証することはできない。なぜなら、何かを作り上げようとする際にはうまくいくことも、いかないこともあるからだ。
もう1つ人々が見るのは、連れて来た選手たちだ。私が行った場所、セルティック、横浜FM、オーストラリアでの仕事でも、最初に獲得する数人の選手たちは私が特に重要視してきた。結果が出ていなくても、彼らが活躍できていれば『何かが構築されている』と言ってもらえるからだ」
そして、具体例について「直近のセルティックでの成功の背景にも古橋、ジョタ、キャメロン・カーター=ヴィッカーズらがいてくれた。チームは勝てていなかったが、新加入の選手たちが良い選手たちだと評価されていたんだ。横浜でも同じだった。私たちは2、3人のブラジル人を獲得した。結果が出ていなかったが、サポーターは何かを作り上げようとしている様子を見ることができた」と語り、「だからこそ、今年獲得した選手たちがすぐにインパクトを残すことは重要だったんだ」と、トッテナムでの今夏の補強が重要な意味を持っていたことを強調した。
セルティックでは、その後の移籍市場でも日本代表MF旗手怜央を獲得するなど、補強に成功していたポステコグルー監督。この先の移籍市場でも、どのような選手を獲得していくか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)