カナダ相手に4発決めて快勝

　森保一監督が率いる日本代表は10月13日、国際親善試合でカナダ代表と対戦し4-1の快勝を飾った。右サイドではMF伊東純也（スタッド・ランス）が先発起用されたなか、この試合で最後まで出番のなかったMF久保建英（レアル・ソシエダ）についてスペインメディアも反応している。

　2026年のワールドカップ（W杯）開催国の1つであるカナダを相手に日本は序盤から圧倒。開始2分でMF田中碧が幸先良く先制点を奪い、相手のオウンゴール、MF中村敬斗の得点で3点リードを奪って前半を折り返した。

　後半4分には、伊東が前線で浮き球を柔らかいタッチでペナルティーエリア内へ通したボールを、田中が決めてこの日の自身２ゴール目。終盤に失点をしたものの、4-1でカナダを下している。

　この試合では、昨年のカタールW杯でも活躍した久保や、DF板倉滉（ボルシアMG）らがベンチ入りも出場せず。MF三笘薫（ブライトン）は体調不良で今回の代表戦招集を辞退していた。

　所属リーグで攻守ともに高いプレーを示す選手らの欠場に、スペインメディア「Noticias de Gipuzkoa」も反応。「ソシエダの久保建英は、新潟で行われた日本対カナダの親善試合に出場しなかった。久保をはじめ、DF板倉、MF三笘など、日本代表のなかでも傑出した選手たちを欠いたにもかかわらず、日本チームは快勝した」と驚きをもって報じている。

　日本は17日にチュニジア代表とのマッチアップも控えるなか、今回は出番のなかった久保らのプレーにも期待が懸かる。