ポルトガル3部フェルゲイラスに加入したMF髙橋に現地メディアが直撃

　母国から遠く離れた海外の地で、切磋琢磨する日本人が増えている。今夏にポルトガル3部FCフェルゲイラスに加入したMF髙橋和輝もその1人だ。現地メディアは、すでに公式戦9試合で1ゴールをマークする髙橋を直撃。代表でもプレーする日本人アタッカーについて言及している。

　群馬の前橋育英高校出身の髙橋は、卒業後は日本工学院F・マリノスなど地域リーグでプレーしたのち、22年夏よりポルトガル4部相当のジュヴェントゥージ・ペドラス・サルガダスへ。今夏より、同国3部FCフェルゲイラスへフリー移籍した。

　すでに今シーズン公式戦9試合で1ゴールと早速結果を残す髙橋を、ポルトガル紙「O Jogo」が直撃。日本代表にも選出された経歴のあるアタッカー2人について口を開いている。

　同紙はまず髙橋について「今シーズン加入した23歳の日本人選手のタカ（髙橋）は、監督のお気に入りだ。ベンチから出場すればプレーで相手を混乱させる」と、ここまでの活躍を評価した。2部昇格を目指すチームに加入した髙橋は「テクニック、体格、スピードなど、自分のレベルが上がったと感じています」と、成長の実感も述べている。

　記事では「彼はポルティモネンセとFCポルトで輝きを放った中島翔哉の足跡をたどることを夢見ている」と、かつてポルトガルで名を馳せた日本人MF中島翔哉（浦和レッズ）を引き合いに紹介。本人は「中島選手はもちろんお気に入りの選手ですが、現在最高の日本人は三笘選手だと思います」と、英国プレミアリーグの地で結果を残す日本代表屈指のアタッカーの名前も挙げ、今後のさらなる躍進を誓っていた。