ファン・ハール監督が黄金期を築いたレジェンドに救いの手を求める？

　マンチェスター・ユナイテッドの功労者である元セルビア代表DFネマニャ・ビディッチ、元フランス代表DFパトリス・エブラが古巣に「出戻り」する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・スター」が報じている。

　今夏にインテルに移籍したビディッチだが、マンU時代のようなパフォーマンスを発揮することができていない。対するマンUは手薄な守備層に課題を抱えており、ルイス・ファン・ハール監督はレッド・デビルズで300試合出場を達成したレジェンドの買い戻しを要望しているとのことだ。最新のレポートによると、既にインテルとの交渉の場を設けており、合意に至っているとも伝えられている。

　そして、もう一人のレジェンドであるエブラに関しても、オールド・トラッフォードへの帰還が取り沙汰されている。フランス人DFは今年の6月に、8年間所属してきたマンUを離れ、ユベントスに加入。しかし、定位置を確保できずにいる。その状況を見たファン・ハール監督は、ビディッチ同様、守備面の危機に対してのバックアッパーとして、再びマンチェスターに連れ戻す意向があるという。

　今季、世紀の大型補強を決行したマンUだが、守備面に大きな課題を残している。現状打破のため、クラブの黄金期を築き上げたレジェンドたちに救いの手を求めることになるのかもしれない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images