FWジルーが“急造GK”でビッグセーブ! 後半ATに大仕事で英注目「経歴にクリーンシートが加わった」
メニャンは一発退場に伴いFWジルーがゴールマウスを守った
イタリア1部ACミランは現地時間10月7日、セリエA第8節でジェノアと対戦し1-0の勝利を収めた。後半アディショナルタイム(AT)に守護神が退場するアクシデントに見舞われたなか、急造GKの活躍に注目が集まっている。
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互いにあと一歩までゴールに迫るも1点が遠かったこの試合、均衡が破れたのは試合終了間際に後半42分だった。右サイドに開いたミランMFユヌス・ムサがペナルティーエリア(PA)内にクロスを供給すると、中央で待ち構えていた途中出場のFWクリスティアン・プリシッチが右太ももでトラップしゴールに向かって反転。そこからワンバウンドしたボールを左足で蹴りこんだ。
ところが、後半AT6分にミランにピンチが。ディフェンスラインの背後に放り込まれたロングボールをGKマイク・メニャンが処理しようとしたところ、ジェノアFWカレブ・エクバンとPA外で激突。右膝が喉元に直撃したことが危険行為とされ、メニャンは一発退場を命じられた。それでも、ミランは終盤の猛攻をなんとか凌ぎ切り敵地で勝ち点「3」を手にした。
この試合では、殊勲の決勝ゴールを挙げたプリシッチ以上に“代打”で守護神を務めたFWオリビエ・ジルーのラストプレーが話題になった。後半AT14分、エクバンがヒールでフリックしたパスにジェノアFWゲオルゲ・プスカシュが反応、ディフェンスラインを突破する。ここでジルーは素早くプスカシュとの距離を詰め、シュートをブロック。こぼれ球もがっちり抑え、まさに体を張って最後のピンチを防いだ。
ジルーのビッグセーブには、英紙「ザ・サン」も注目。ピンチを防いだシーンにSNS上では、「ジルーの経歴にクリーンシートが加わった」「なんてセーブだ」「マンUの先発にどうだろう」といった反応が寄せられたと伝えている。