北朝鮮の蛮行は「波紋が止まない」 悪質さへの厳しい目に韓国注目「批判されている」

日本対北朝鮮での中継フレーズに韓国注目【写真:Getty Images】
日本対北朝鮮での中継フレーズに韓国注目【写真:Getty Images】

選手へのラフプレー、スタッフへの威嚇行為が世界で波紋

 中国・杭州で行われているアジア大会の男子サッカー・準々決勝で北朝鮮選手が起こした蛮行への厳しい声は、試合から数日が経ってもとどまるところを知らない。韓国メディアは「波紋は止まない」と取り上げている。

 問題になったのは、10月1日に行われたU-22日本代表との準々決勝の一戦。北朝鮮の選手がラフプレーを連発し、さらに試合中、日本のスタッフから給水用のボトルを奪ったのち、拳を振り上げようとする威嚇行為にも及んだ。試合後には判定を巡り、審判を囲んだり詰め寄ったりする選手たちの姿が中継映像で捉えられ、反スポーツ的行為が問題視されている。

 この一件を受けて、日本サッカー協会(JFA)がアジアサッカー連盟(AFC)に意見書を提出するなど、北朝鮮側が国際舞台で晒した醜態は波紋が広がっている。

 韓国の放送局「Channel A」は、「韓国でも話題になった北朝鮮サッカーの過激さは、対戦相手の日本に大きな反響を呼んだ」と取り上げている。

 記事では、日本での中継で、レイトタックルに対しては「これは本当に悪質。ボールを競り合う意志が全くなかった」、拳を振り上げて威嚇した行為には「ひどい」という声が上がったことを紹介。「波紋は止まない。『蛮行』『暴挙』『強奪』など強いフレーズで北朝鮮は批判されている」と伝えている。

 AFC管轄で、「今後、北朝鮮に処分が下される可能性がある」とも触れており、北朝鮮の行為に対しては強い風当たりが続いている。

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