U-22日本代表、アジア大会決勝へ進出 香港を4-0撃破…13年ぶりVへウズベク対韓国の勝者と対戦

決勝進出の日本代表【写真:Getty Images】
決勝進出の日本代表【写真:Getty Images】

決勝進出を懸け香港と対戦…鮎川&小見1ゴール、日野が2ゴール

 大岩剛監督が率いるU-22日本代表は10月4日、中国・杭州で行われているアジア競技大会のサッカー男子・準決勝で香港と対戦し、4-0で勝利した。決勝へ駒を進めた日本は、通算2度目の優勝を懸け、7日にウズベキスタン対韓国の勝者と対戦する。

 準々決勝で北朝鮮を2-1で下し、4強へ駒を進めた日本は、北朝鮮戦からスタメン8人を入れ替え。MF佐藤恵允、FW内野航太郎らをベンチに置き、MF小見洋太、FW鮎川峻らが先発のピッチに立った。

 日本は前半から香港にセットプレーやロングスローでゴールを脅かされるもGK藤田和輝の好守などで難を逃れる。すると同24分、フリーキックの場面でMF日野翔太がゴール前に入れたボールを相手がクリアミス。こぼれ球に反応した鮎川が左足で蹴り込み、先制点を奪った。

 これで勢いに乗るかと思われたが、香港の出足鋭いプレスに苦戦。前半40分にはペナルティーエリア内からMF谷内田哲平が左足で狙うもGKに防がれ、1-0のまま前半を折り返した。

 後半に入り、香港陣内で試合を進める時間を増やした日本は同10分に待望の追加点を奪う。右サイドのペナルティーエリア付近でパスを受けたDF角昂志郎が右足を一閃。シュートはGKが弾くもこぼれ球を日野が押し込んでリードを2点に広げる。

 これで余裕が出た日本はボール保持率を高め、両サイドや中央から果敢に仕掛けて香港ゴールへ迫る。すると後半30分、小見が相手の隙を突いて高い位置でボールを奪った流れから3点目を沈める。さらに同40分には左サイドから日野が鮮やかな一撃を決めて、4-0で試合を締め括った。

 この結果、日本は前回大会(2018年インドネシア・ジャカルタ大会)に続き、ファイナルへ進出。このあとに行われる準決勝のもう1試合、ウズベキスタン対韓国の勝者と通算2度目の優勝を懸けて戦い、勝てば2010年の中国・広州大会以来、13年ぶりの金メダル獲得となる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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