浦和MF小泉佳穂、ACLは「首位を目指すしかない」 “堅守”ハノイ撃破へ…白星奪取を誓う「臨機応変に対応」

浦和の小泉佳穂【写真:轡田哲朗】
浦和の小泉佳穂【写真:轡田哲朗】

ベトナム王者のハノイと4日に対戦する

 浦和レッズは10月3日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦のベトナム王者ハノイFC戦の前日会見を実施。マチェイ・スコルジャ監督とMF小泉佳穂が出席し、東地区5グループから8チームが進出する大会レギュレーションについて「ホームスタジアムでは確実に勝利しなければならない」と話した。

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 今大会は2021年大会から出場枠が40チームに増加。東西それぞれ4チームずつ5グループに分かれ、各地区で各組の首位と2位の5チームのうち上位3チームが16強に勝ち上がる。2位ではノックアウトステージに進めない可能性があるレギュレーションで、日本国内では今季のルヴァンカップがこの形式だった。

 前回大会を優勝した浦和はタイでの集中開催だったグループステージを、勝ち点13の2位ながら突破の座を手にしていた。また、今季のルヴァン杯では勝ち点8で3チームが並ぶ大混戦を当該チーム同士の直接対決により制して1位通過し、現在は準決勝まで進出している。

 スコルジャ監督は「2位で終わったとしても突破できるかが確約されない。2位が良くない結果ということになり得る。ですので、グループ首位を目指して戦いたい。まだ5試合残っているが、ホームスタジアムでは確実に勝利しなければならない」と、ホームでの全勝が首位突破への重要な要素だと話した。

 また、会見に出席したMF小泉佳穂は「ACLは全ての試合が簡単ではなく、Jリーグとは文化の違いがあるチームの対戦でやってみて分かることがある。試合に入って、臨機応変に対応できたらと思う」としつつ、「あと5試合、現段階では首位を目指すしかない。1試合、1試合、目の前の試合を勝つためにいい準備をするしかない。2位については最後の2節などでいろいろな条件が見えてくると思う。まずは首位だけを目指してやっていきたい」と、勝ち点を積み上げる意気込みを示した。

 浦和は初戦で武漢三鎮(中国)とのアウェーゲームを2-2で引き分けた。一方のハノイは初戦で浦項スティーラーズ(韓国)とのホームゲームに2-4で敗れ、厳しいスタートを切った。スコルジャ監督は「初戦の後の状況は勝ち点1しかなく、プレッシャーを感じているところ。グループ突破を目指している私たちは勝ち点を勝ち取らないといけない」として、「いつもそうだが、ACLに楽な試合はない。かなり堅い守りのできるチームとの対戦になる。相手も初戦を落としているので勝ち点を取りたいはず。両チームにとって重要な試合になる」と、このゲームの重要性を強調していた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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