アジア競技大会のベスト8で韓国に0-2で敗戦

　U-24サッカー中国代表は10月1日、アジア競技大会の準々決勝で韓国代表に0-2で敗れた。母国メディアは「韓国にあまりにも遅れを取っている」と嘆き節で伝えている。

　試合は前半18分に韓国がMFホン・ヒョンソクの直接フリーキックで幸先よく先制すると、同35分にはMFソン・ミンギュが追加点を奪取。開催国の中国は劣勢を強いられ、0-2で敗れた。

　中国大手メディア「SOHU」は、「両者の実力差は大きく、中国の選手たちはテンポの速い試合への適応に苦しんだ」と指摘したうえで、突き付けられた現実に嘆き節だ。

「DFリウ・ヤンはオーバーエイジ枠の選手で、結果的に守備が機能不全に陥った。FWタン・ロンもオーバーエイジだが、前線のサポートがない。MFダイ・ワイツンを除くと、選手たちには創造性が全くない。中国男子サッカーは、韓国にあまりにも遅れを取っている」

　FIFAランキングでは韓国が26位、中国が80位と差があるが、中国は開催国として今大会で好調を維持してきただけに、韓国との実力差に少なからずショックを受けたようだ。