日産スタジアムで首位・神戸と2位・横浜FMが激突

　J1第29節の大一番である首位ヴィッセル神戸と2位横浜F・マリノスの首位攻防戦が日産スタジアムで開催。2位の横浜FMがボールを保持しながら攻める時間を作っていたが、先制したのは首位の神戸だった。

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　前半20分、右サイドからゴール前に入れられたクロスをFW大迫勇也がヘッドで折り返す。これをFW武藤嘉紀が左足でボレーシュート。ボールはGK一森純にキャッチされたが、シュートを放ったあとにDFエドゥアルドの足が武藤に当たり、武藤はピッチに倒れこんだ。西村雄一主審は、そのままプレーを流していたが、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）チェックが入り、オンフィールドレビューを実施。映像を確認してからPK判定とした。

　このPKを得点ランクでFWアンデルソン・ロペスと並んでトップに立っている大迫が、GKの逆を突いてゴール右に決め、アウェーの神戸が先制に成功した。

　2021年のリーグ戦以降、横浜FMに5連敗中の神戸だが、初のリーグ優勝を目指すなかで、エースの今シーズン20得点目で幸先良く先制している。