リバプール遠藤が最も感銘 ビッグクラブで驚いた“実力者”の持ち主は?「ほかの選手も洗練されているが…」

遠藤航が守護神アリソン・ベッカーを絶賛【写真:ロイター】
遠藤航が守護神アリソン・ベッカーを絶賛【写真:ロイター】

守護神アリソンを絶賛「彼のシュートを止める能力は突出している」

 日本代表MF遠藤航は今夏の移籍市場でイングランド1部リバプールへの移籍を果たした。念願のプレミアリーグ挑戦、そしてビッグクラブでのプレーのチャンスを掴み取ったなか、現地メディアは遠藤がリバプール加入後に最も感銘を受けた選手について注目している。

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 シーズン開幕前にMFジョーダン・ヘンダーソンやMFファビーニョら主力勢を筆頭に、計5人の中盤選手が退団。それに対し、MFアレクシス・マック・アリスターやMFドミニク・ソボスライ、MFライアン・フラーフェンベルフ、そして遠藤を獲得し、大刷新が施された。

 遠藤は加入直後の第2節ボーンマス戦(3-1)で新天地デビューを飾り、第3節ニューカッスル戦(2-1)では初先発を飾るも、第4節アストン・ビラ戦(3-0)では後半42分から途中出場、第5節ウルブス戦(3-1)では出場なし、第6節ウェストハム戦(3-1)で後半43分から途中出場と、直近の試合では厳しいポジション争いを強いられている。

 そんななか、リバプール専門メディア「Anfield Watch」は、クラブ公式サイトに掲載された遠藤のインタビューに注目し、「ワタル・エンドウが最も感銘を受けたリバプールの選手を1人指名」と見出しを打ち、「アリソンを特別に賞賛すべき存在として指名した」と伝えている。選出理由について、遠藤のコメントも紹介している。

「ここでは選手全員が非常にハイレベルなスキルを備えているが、なかでも守護神のアリソンは素晴らしい。多くのGKとプレーしてきたけれど、彼のシュートを止める能力は突出している。もちろん、アタッカー陣も非常に高い技術力があり、ほかの選手も同様に洗練されているが、アリソンのセービング能力は目を見張るものがある。彼はチームを危機的な状況から救ってくれるし、非常にパワフルだ」

 GKアリソン・ベッカーは2018年にASローマから当時のGK歴代最高額でリバプールに加入し、移籍金に見合ったパフォーマンスを継続している。いまや世界最高の守護神との呼び声も高いブラジル代表GKに、遠藤も強烈なインパクトを受けているようだ。

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