セビージャがミランの南米FWコンビ獲得に照準? “外国人枠”の問題で清武の去就に影響も

噂に上がっていたバッカに加えてアドリアーノ獲得にも興味か

 日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャは、冬の移籍市場でアタッカーの補強としてACミランの外国人FWにターゲットを定めた模様だ。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

 セビージャはかつて所属したコロンビア代表FWカルロス・バッカを獲得候補に挙げていると以前から報じられてきたが、元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノの獲得にも興味を示しているという。バッカを優先としつつ、ダブル獲りの可能性も存在するようだ。

 ミランはシルビオ・ベルルスコーニ会長が推し進める「イタリア化」と、中国資本への株式売却交渉の不透明感から、冬の移籍市場で移籍金を得る見込みがある。もしくは、高額年俸の外国人選手を売りに出す可能性が高まっている。その条件に当てはまる南米人FW2人は、ミランで昨季セリエB得点王のFWジャンルカ・ラパドゥーラがフィットするにつれて存在感が薄まり、放出が現実味を帯びている。

 セビージャには外国人枠の問題が存在するため、清武を放出して枠を開放する可能性も指摘されている。その去就に大きな影響を与えそうな移籍話は、どのような決着を見るのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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