日本代表の23歳は「賢明なオプション」 遠藤に続くか…リバプール獲得興味で地元メディア太鼓判「理想的なバックアップ」
菅原にリバプールが関心か…現地でも注目
オランダ1部AZアルクマールに所属する日本代表DF菅原由勢はイングランド1部リバプール移籍の噂が浮上している。日本代表にも定着するなど進境著しい23歳がイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドのバックアップとして「賢明なオプション」になると報じられている。
菅原は2019年にJ1名古屋グランパスからオランダ1部AZに期限付き移籍。そして翌年に完全移籍し、5年契約を結んだ。右サイドバックとして定位置を掴み、今季も開幕から先発フル出場を続けている。
そんな菅原について英メディア「Anfield Watch」ではリバプールが獲得に興味を持っており、移籍金2000万ユーロ(約32億円)で獲得できる可能性があると報じていた。
これを受けて英メディア「Liverpool.com」は「トレント・アレクサンダー=アーノルドの理想的なバックアップ、そして遠藤航の足跡をたどる可能性のある選手に関心を持っている」と菅原について特集している。
リバプールではクラブ創設から128年もの間、日本人選手がプレーすることはなかったが、2019-20シーズン途中にMF南野拓実(現モナコ)が加入し、今季遠藤がそれに続いた。記事では「日本サッカー界が隆盛に向かっていることは明らかだ」としたうえで、三笘薫や久保建英を筆頭にしたタレントが欧州クラブで活躍している現状を伝えられており、次にビッグクラブにステップアップする可能性のある選手の1人として菅原の名前が挙がっていた。
「リバプールは左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンにとってのコスタス・ツィミカスのように、トレント・アレクサンダー=アーノルドのバックアップとなる選手を長い間必要としてきた。菅原は間違いなくそのプロフィールに当てはまる。23歳とまだ若く、アレクサンダー=アーノルドの特徴を多く備えている。中盤に流れ、クリエイティブな力を発揮できる菅原はリバプールにとって賢明なオプションになる」
アレクサンダー=アーノルドといえば、世界でも屈指の攻撃的なサイドバックとして知られる。攻撃面に特長のある菅原は同じ役割を託せる貴重な選手として注目されているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)