久保建英がU-19代表公式戦デビュー! 途中出場でドリブル突破から得点に関与も…チームは1-2敗戦

後半途中から出場の久保 ドリブル突破をきっかけに追撃のゴールが生まれる

 アルゼンチン遠征中のU-19日本代表は現地時間5日のU-19アルゼンチン代表戦で肉薄した戦いを見せたようだ。飛び級でU-19代表公式戦デビューを飾ったFW久保建英(FC東京U-18)のドリブル突破をきっかけに追撃のゴールで1点をもぎ取ったものの、1-2で敗れたとJFA公式サイトが伝えている。

 試合は前半13分にクリアボールがチェイシングしてきたアルゼンチン選手の足に当たり先制点を許し、後半4分にもPKを奪われ0-2とされる苦しい展開となった。

 久保はこの状況で同15分、FW和田昌士(横浜FM)と代わってピッチに投入される。するとその5分後に本領を発揮する。久保が左サイドでボールを確保すると、ドリブルを仕掛けてペナルティーエリア内に入り込む。これは相手守備陣に防がれたものの、こぼれ球を来季アルビレックス新潟加入内定のMF原輝綺(市立船橋高)が反応し、右足ミドルシュートを決めて1点差としたという。

 日本は地元のアルゼンチン相手に追いつこうと奮闘したものの、試合は惜しくも1-2でタイムアップした。もっとも、MF黒川淳史(大宮)は「チームとしては、前半に押し込まれる時間が多かったのですが、後半に1点返せたことは次につながると思います」と語るなど、南米有数の強豪相手に価値ある90分間を過ごした模様だ。また、先日の練習試合に次ぎ、今度は飛び級で公式戦デビューとなった久保にとっても大きな経験となったのは間違いない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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