8月27日のカップ戦では浦和Lへ移籍後初ゴールをマーク

　女子プロサッカー「WEリーグ」の浦和レッズレディース（浦和L）に所属するMF伊藤美紀は、8月27日のWEリーグカップ1回戦・ジェフユナイテッド千葉レディース（千葉L）戦（2-2）で今季初ゴールをマークした。その原動力を生み出すトレーニングの姿に反響が寄せられている。

　2014年に名門の常盤木学園高からINAC神戸レオネッサへ入団した伊藤。21年より開幕したWEリーグでは、21-22シーズン全20試合に出場して2ゴールを記録。プロリーグ初年度での優勝に大きく貢献した。翌年もINAC神戸でプレーしたのち、23-24シーズンから浦和Lへ完全移籍となっている。

　今季の開幕戦となった8月27日のWEリーグカップ1回戦の千葉Lとの試合では、早速スタメンフル出場。チームは幸先良い先制後に2失点し1-2と逆転を許してしまうが、前半45分にDF 遠藤優のクロスに反応した伊藤が移籍後初ゴールを決めた。試合はそのまま2-2のドローで終わっている。

　早速チームを敗戦から救った伊藤。そんななか、伊藤の原動力となる筋力トレーニングの映像が話題を呼んだ。自身の公式インスタグラムで公開された動画では、ゴム紐やバーベル等の道具や器具を使った体幹トレーニングの様子が収められている。

「今週のトレーニング動画‪ いい感じに今週も仕上がりました 次の日はしっかり鬼の筋肉痛 もっとパワーアップするぞ」‬‬

　150センチという小柄な体格ながら、強豪の浦和Lで戦う伊藤のパワーの原動力が培われているシーンとなっている。これにはファンからも「小さなダイナモ！」「本当に凄い」「小柄でも負けない身体！」「努力の賜物」「凄い体幹！」「地味にキツいやつ…」と賛辞が贈られていた。

　伊藤の所属する浦和Lは、9月2日のWEリーグカップ2回戦でノジマステラ神奈川相模原と対戦予定となっている。