マンU退団後に新天地が決まらず無所属のまま

　スペイン代表GKダビド・デ・ヘアが8月30日、自身のインスタグラムを更新。所属先が決まらない苦しい状況のなか、トレーニング動画を公開したところ激励の声が集まっている。

　今夏に12シーズン在籍したイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドを退団したデ・ヘア。報道によると退団後はイタリア1部インテルから獲得の打診があったものの、給与面の条件が合わず交渉は破談になったという。

　また、スペイン1部レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱を強いられたことで補強候補に挙がるも、同クラブは同胞のケパ・アリサバラガとの契約を早急にまとめ上げた。年俸要求が移籍の障害になっているとの指摘もあるとはいえ、新天地がなかなか決まらないことの苦しい胸の内は推して知ることができる。

　そんななか、デ・ヘアは自身のインスタグラムに「自分を駆り立て、ハードワークする」とメッセージを添えて自主トレーニング動画を投稿。反転やミニハードルを使ったジャンプなどさまざまな動作を織り交ぜてのキャッチングに加え、フィードの様子を動画内では披露した。もちろん、本人としても健在ぶりをアピールする狙いもあったのだろう。新天地決定にかける思いがひしひしと伝わってくる。

　この動画が公開されると、コメント欄にはファンから「戦い続けろ、ダビド」「君の所属先を待ち続けている」「すぐにクラブが見つかりますように」「幸運を祈る」といった声が。また、スペイン1部FCバルセロナのスペイン代表DFマルコス・アロンソも「頑張れ」と激励を送っている。

　夏の欧州移籍市場が閉幕するまで残り数日。デ・ヘアの新天地は決まるか、その行方が注目される。