南野を森保ジャパンに「呼んだほうがいい」 元日本代表DF闘莉王が持論「良さ戻ってきた」
今季モナコで3G2Aと躍動、9月に日本代表招集の可能性も
フランス1部モナコのMF南野拓実は、現地時間8月25日に行われたリーグ・アン第3節ナント戦(3-3)で2試合連続ゴールを決め、開幕3試合で3ゴール2アシストと好調を維持。9月には日本代表の欧州遠征が控えるなか、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏が、森保ジャパンへの招集是非に持論を展開している。
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モナコ加入1年目の昨季は、わずか1ゴールと振るわなかった南野。オーストリア1部ザルツブルク時代の恩師アディ・ヒュッター監督と再会した今季は鋭い動きや得点嗅覚を取り戻し、直近のリーグ・アン第3節ナント戦(3-3)で2試合連続ゴールをマークするなど、3ゴール2アシストと躍動している。
昨季の不振が響く形で、日本代表メンバーからは昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以降遠ざかり、今年3月に発足した新生・森保ジャパンでは20年から背負っていた10番を明け渡している。それでも直近の活躍ぶりから代表復帰への希望が見えてきたなか、闘莉王氏がYouTubeチャンネル「闘莉王TV」で招集是非への見解を明かした。
闘莉王氏はモナコ2シーズン目の変化を評価。「プレーを見ていて、一瞬の判断が良くなった。特に相手が飛び込んできた時の判断。慌てるとか周りが見れていないとかはなくなってきている。周りがどういう状況でどういうものを要求しているか判断として良くなっている。あとは思い切りの良さが少し戻ってきた」と、印象を述べた。
そのうえで、日本代表への復帰に関しては「パワーアップしてきたと思ったら間違いなく、森保(一)監督は呼んだほうがいい。このまま活躍が続いていたら南野選手を日本代表に呼んで欲しい」と持論を展開。一方で「少なくとも7~8試合でめちゃくちゃ活躍したら復活って言いましょう。まだ早いです」と、冷静な視点でも評価している。
日本代表は9月に欧州遠征を実施。ドイツ(9日/ヴォルフスブルク/ドイツ)、トルコ(12日/ゲンク/ベルギー)との2連戦に臨むメンバーに、南野がカタールW杯以来となる復帰を果たすかが注目される。闘莉王氏はこのほか、日本代表での適性ポジションなどにも触れている。