エンリケ監督、PSG退団の可能性浮上 就任からわずか1か月…「クラブの態度にうんざり」

PSGのルイス・エンリケ監督【写真:ロイター】
PSGのルイス・エンリケ監督【写真:ロイター】

エースの去就問題に解決の糸口が見えず、スペイン人指揮官が退団検討と海外指摘

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)はエースのフランス代表FWキリアン・ムバッペの去就問題が過熱しているなか、スペイン紙「マルカ」は7月に就任したばかりのルイス・エンリケ監督が退団を検討していると報じた。

 ムバッペは2024年に満了を迎える契約延長を巡ってクラブと対立している。ムバッペはPSGに今シーズン残り、来夏にフリーでスペイン1部レアル・マドリードへの移籍を望んでいるのに対し、PSGはムバッペが契約延長に合意しなければ今夏中の売却を望んでいる。クラブの要求に応じる姿勢を見せないムバッペはプレシーズンの日本ツアーからのメンバーからも外れていた。

 エースの去就問題に解決の糸口が見えず、混乱が続くなかでスペイン人指揮官は「クラブの優柔不断な態度にうんざりしている」という。そのため、就任からわずか1か月での退任を考えているというのだ。

 PSGではエンリケ監督の招聘に関わったスポーツディレクターのルイス・カンポス氏に解任の可能性が浮上しており、さらにエンリケ監督にとってスペイン代表時代からの右腕であるラフェル・ポル氏も個人的な理由でパリを去る可能性があるため、彼らに続いてスペイン人指揮官もチームを離れる可能性が浮上しているようだ。

 ムバッペ騒動に揺れるPSGは、リーグ・アン開幕を1週間後に控えるなかで新たな問題に直面している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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