不振のルーニーが復調の兆し! ELフェイエ戦で1G1Aの4−0大勝に貢献
UEFA主催戦通算39得点でマンU史上最多得点者に
マンチェスター・ユナイテッドは24日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)第5戦でフェイエノールトと対戦し、イングランド代表FWウェイン・ルーニーの1ゴール1アシストの活躍などで4−0と大勝した。今季はレギュラー落ちなど不振にあえぐルーニーだが、UEFA主催の大会での得点を「39」に伸ばし、元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏を抜いてクラブ歴代トップに立った。
4−2−3−1のトップ下で先発したルーニーは前半35分、FWズラタン・イブラヒモビッチのパスを受けてDFラインの裏に抜け出すと、飛び出したGKの頭上を抜く浮き球のシュートで先制ゴールをゲットした。後半24分には再びイブラヒモビッチのスルーパスからエリア内に侵入したルーニーは、ダイレクトで中央に折り返し。MFフアン・マタの得点をアシストした。
リーグ戦では開幕戦以来得点のないルーニーだが、ELでは3日のフェネルバフチェ戦に続く2試合連続ゴール。UEFA主催大会の得点数でクラブ単独トップに躍り出るなど、復調の兆しを見せている。
同30分には、この日チャンスメーカーとして光ったイブラヒモビッチがエリア内左の角度のないところからシュート。これがフェイエノールトGKブラッド・ジョーンズのオウンゴールを誘発してダメ押しの3点目を決めた。アディショナルタイムには途中出場のMFジェシー・リンガードが左足のミドルシュートで4点目を奪い、赤い悪魔が快勝を収めた。
3勝目を挙げたユナイテッドは勝ち点を9に伸ばし、勝ち点7のフェイエノールトをかわしてグループAの2位に浮上した。最終節では最下位ゾリャ・ルハンスクと対戦。勝利で決勝トーナメント進出が決定する。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images