中村俊輔と共闘のセルティックOB、当時を回顧し告白 「スコットランドのサッカーは全然好きじゃなかった」

かつてセルティックに在籍したイジー・ヤロシーク氏【写真:Getty Images】
かつてセルティックに在籍したイジー・ヤロシーク氏【写真:Getty Images】

06年夏から約1年半セルティックに在籍したヤロシーク氏が告白

 スコットランド1部セルティックには、日本人選手が多数在籍してきた。現在も計5人の日本人が活躍するなか、チームのOBが、スコットランドのサッカーを「好きではなかった」と衝撃の告白をしている。

 セルティックは、日本代表のFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、そしてMF岩田智輝とDF小林友希を加えた5人が今も所属する。そんなセルティックが昨季タイトルを獲得したスコットランドリーグは、近年はレンジャーズとの2強のリーグ状態が続く。

 かつて2006年夏から08年1月までセルティックに在籍した元チェコ代表MFイジー・ヤロシーク氏は、スコットランドメディア「Football Scotland」の記事内で「スコットランドのサッカーは全然好きじゃなかったよ」と当時を回顧している。

「セルティックにいた頃は、自分は常にチームプレーヤーだと思っていたけれど、ボールを持って、できるだけ早く前にボールを運び、そしてボールを失うような選手たちとプレーしていた。その一方で、試合にはいつも素晴らしい雰囲気があった。試合会場にはいつも素晴らしい雰囲気が漂っていた。でも正直なところ、スコットランドのサッカーは全然好きじゃなかったよ」

 06-07シーズンには、元日本代表でセルティックのレジェンドであるMF中村俊輔ともロッカールームをともにしたヤロシーク氏。しかし、スコットランド時代のサッカースタイルは嫌いだったと主張している。

 現在、ヤロシーク氏はロシア1部のFKオレンブルクで監督として活躍。過去にはイングランド1部チェルシーにも在籍したヤロシーク氏は「スコットランドのリーグを30年前のイングランドのリーグと比較してしまうよ。スコットランドには地元の選手やコーチがたくさんいて、今でもキック&ラッシュのスタイルでプレーしている」と2つのリーグを比較し、持論も展開していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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