香川の2得点1アシストを英紙が称賛 「CL新記録のドルトムントに息吹を与える」

両チーム合計12得点の打ち合いは、CL史上最多得点の試合に

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、現地時間22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節レギア・ワルシャワ戦で2得点1アシストと大活躍。8-4という壮絶な打ち合いを制する立役者の一人となったが、両軍合計12ゴールというCL史上最多得点となった試合について、英地元紙「メトロ」が「香川がチャンピオンズリーグ新記録のドルトムントに息吹を与える」と報じている。

 香川は1点をリードされた前半17分に、右サイドからのMFウスマン・デンベレのクロスをファーサイドに走り込み、頭で押し込む。その1分後には再びデンベレのクロスを受けると、相手DFをかわして左足で強烈な勝ち越しゴール。同32分にはトルコ代表MFシャヒンとの連携で敵陣を崩すと左足でクロスを送り、ロイスの復活弾をアシストした。

 記事では「レギア・ワルシャワが10分に先制した後、香川はドルトムントの最初の2ゴールを決めた」とレポート。そしてこの試合で、2003-04シーズンにモナコがデポルティボ・ラ・コルーニャを8-3で撃破した従来の1試合最多得点記録を更新したことも報じている。

 ドルトムントはこの勝利によって、グループFで昨季CL王者のレアル・マドリードを勝ち点2上回り、首位に立っている。今季ドルトムントで不振が続き日本代表でもベンチを温める苦境を味わった香川は、英メディアも認めた2得点1アシストの活躍により、復活への大きな一歩を踏み出した。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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