キム・ミンジェは推定市場価格93億円超と評価

　ドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」は先日、日本代表選手の推定市場価格を公開。イングランド1部ブライトンのMF三笘薫が日本人トップに輝いたなか、韓国メディアはDFキム・ミンジェ、FWソン・フンミンを含めたアジア人内での比較をしている。

　日本人トップは三笘で3200万ユーロ（約50億円）。2022-23シーズンはプレミア挑戦1年目ながらリーグ33試合に出場して7得点5アシストを記録し、ビッグクラブからも関心を寄せられるようになった。

　2位は現在の“注目株”である鎌田で2700万ユーロ（約42億1000万円）。3位はスペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英とイングランド1部アーセナルDF冨安健洋が2500万ユーロ（約39億円）で並んだ。

　一方で、韓国はイタリア1部ナポリからドイツ1部バイエルン・ミュンヘンへの移籍が秒読みとされるDFキム・ミンジェは6000万ユーロ（約93億6000万円）。トッテナムでプレーするFWソン・フンミンが5000万ユーロ（約78億円）と評価された。

　韓国メディア「nate」は、日韓の選手による市場価格の上位争いに注目している。

「キム・ミンジェの素晴らしい活躍のおかげで、ナポリは33年ぶりにセリエA優勝を果たした。キム・ミンジェの推定市場価格が上がるのは当然だ。1400万ユーロ（約21億8000万円）から今や6000万ユーロ（約93億6000万円）まで上昇し、アジアNo.1に上り詰めることになった。

　ソン・フンミンに次ぐ3位は、2022-23シーズンにブライトンで活躍した三笘薫で、3200万ユーロと評価された。4位は現在所属チームがない鎌田で2700万ユーロ（約42億1000万円）。5位も日本人選手で、イ・ガンインと親しい久保建英で2500万ユーロ（約39億円）だった。日本のトップ2を合わせても、キム・ミンジェには及ばなかった。三笘、鎌田、久保の市場価格を合計しても、ソン・フンミンとキム・ミンジェの合計値よりも低い。すでにキム・ミンジェとソン・フンミンの市場価格はアジアの域を超えている」

　韓国、日本ともに、欧州で活躍する選手たちはアジアの枠に収まらないスケールで存在感を発揮している。