浦和監督、4ゴールで得点力不足“解消”に手応え「良くなってきている」 選手の高クオリティーを絶賛

浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】
浦和のマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】

マチェイ・スコルジャ監督も喜ぶ4ゴールで快勝

 浦和レッズは6月28日にJ1リーグ第12節の延期日程、湘南ベルマーレ戦に4-1で快勝した。リーグ戦4試合ぶりの勝利というだけでなく、得点力不足に苦しむなかで4月の北海道コンサドーレ札幌戦以来の4得点にマチェイ・スコルジャ監督も「喜んでいい夜になった」と笑顔だった。

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 浦和は24日の川崎フロンターレ戦(1-1)を終えた時点でリーグ17試合13失点はリーグ最少タイだったが、21ゴールは順位表の上半分になる9位までで最少と、得点力に課題があることが顕著だった。ここ1週間ほどでスコルジャ監督は夏のウインドーにおける攻撃陣の補強に言及し、スコルジャ監督と攻撃担当のラファル・ジャナスコーチは揃ってシュート意識を高める必要があることをコメントしていた。

 その課題に対して浦和の選手たちは立ち上がりから積極的な姿勢を見せ、前半10分までにシュートを4本放った。そのなかにはペナルティーエリア外から狙ったものもあり、これまでのゲームとは少し違ったプレー選択が目立った。最終的にこのゲームでは前後半9本ずつの18本もシュートを放つに至った。4得点のうち3点はサイドからのラストパスがゴールにつながり、1点はMF関根貴大がゴール正面から相手DFを前にしながら放ったシュートが決まったものだった。

 指揮官は試合後の記者会見で「ここ2試合、その前の試合と比べると高いクオリティーのチャンスメイクができている。今日の先制点のように背後のスペースを突くところも良くなってきた。その練習はたくさんしていたけど、私のトレーニングが十分に効果的でないのかもしれない(笑)。ただ選手たちが、チームが何をしようとしているかを理解してくれたと思う」と、選手たちがプレーを通じて見せた意識の部分に喜びの言葉を残し、「本日の試合ではいいアクションがたくさんあり、選手同士のタイミングも良かった。背後を使う場面も、シュートを放つ場面も多かった」と、攻撃面について話していた。

 中にはMF伊藤敦樹が並走する関根にラストパスを出せば高確率でゴールという場面で強引なシュートを放った場面もあり、それを指摘する質問も記者会見にはあったが、スコルジャ監督は「選手たちを成長させるのも私の仕事の一部だと思っている。ほかのコーチングスタッフも居残り練習などで選手のフィニッシュのところを鍛えている。もちろん、まだまだ改善の余地はあるが、すでに良くなってきていると私は感じている。今日はたくさんの決定機があり、たくさん外したかもしれないが、それでも4点を取れた。このように毎試合4点取れるのなら、外す回数が多くなっても構わない」と、ゴールに迫る回数の増加を重要視した。

 先制点につながるロングフィードがあったMF岩尾憲も「みんなの中で点が取れてないところ、シュートが入っていないとか、ボックスまで行くけど引っかけてしまってカウンター受けるとかは、やっている本人達が自分も含めて一番よく分かっていると思う。そういったところを逃げずに向き合っている。だからこそ、練習で何か大きな変化があったわけではないですが、連戦なのでなかなか準備する時間もないなかで、そういうゴールに向かっていく意識一つで変えられる部分、個人のメンタリティーも含めて、ねじ込めるシーンも今日1つできた。いいイメージを持ってまた次に臨めるのは大きかった」と話していた。

 今季の浦和は4月29日と5月6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝があり、そこに向けてピークを作った部分もあり、特に今月に入ってからはピークアウト感もあった。リーグ戦では4試合ぶりの勝利になったが、これが再加速のキッカケになるのか注目される。

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