ポルトガル1部の最新市場価格 日本人トップは守田英正、代表復帰の中村航輔の評価は?

今季ポルトガル1部でプレーした選手たち【写真:Getty Images】
今季ポルトガル1部でプレーした選手たち【写真:Getty Images】

ポルトガル1部の日本人9名の市場価格がアップデート

 ドイツ移籍情報サイト「transfermarkt」がポルトガル1部に所属する選手たちの推定市場価格を更新。日本代表の6月シリーズに招集されているMF守田英正らが評価を再び上げている。

 スポルティングで今季リーグ戦29試合に出場し、6ゴール3アシストを記録した守田は、1000万ユーロ(約15億5000万円)から1200万ユーロ(約18億6000万円)に評価を高めた。チームの中心選手として1シーズンを過ごし、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも5試合に出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16ではイングランド1部アーセナルと対戦し、DF冨安健洋との日本人対決も実現させた。

 カーザ・ピアでプレーするMF相馬勇紀は、J1名古屋グランパス時代の査定から変動はなく、120万ユーロ(約1億8000万円)の評価に。今季はリーグ戦18試合に出場し2ゴール1アシストの結果を残した。

 そして、ポルティモネンセで正守護神の座を掴んだGK中村航輔は80万ユーロ(約1億2000万円)の評価になった。今季リーグ戦30試合に出場し、6回のクリーンシートを記録。6月の日本代表シリーズにも選出されており、「transfermarkt」の記事内では、「継続して日本代表の背番号1をつけていくことになれば、これから上がっていくかもしれない」と、代表定着が評価アップにつながることを指摘した。

 そのほかには、20年にJ2東京ヴェルディからジル・ヴィセンテに移籍をしたMF藤本寛也が200万ユーロ(約3億1000万円)から300万ユーロ(約4億6000万円)に評価を高め、ポルトガル1部の日本人選手として守田に次ぐ、2番目に高い評価を得ている選手となっている。

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