セルティックと合意報道のロジャーズ氏、“元教え子”スアレスが成功を確信 「次のレベルに進むことができる」

スアレス(右)が恩師の成功に太鼓判【写真:Getty Images】
スアレス(右)が恩師の成功に太鼓判【写真:Getty Images】

ロジャーズ氏とスアレスはリバプール時代に共闘

 スコットランド1部セルティックは、チームを国内三冠に導いたアンジェ・ポステコグルー監督(トッテナム)の後任としてブレンダン・ロジャーズ氏を招聘することで合意したと、英メディアで報じられている。ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(グレミオ)は、恩師の就任でセルティックがさらなる成功を収めると確信しているようだ。英紙「デイリー・レコード」が報じている。

 ロジャーズ氏は2019-20シーズンの途中からイングランド1部レスター・シティを率いていたが、今季は成績がふるわず、4月にクラブと双方合意の下で契約解除となった。それ以前には16年から19年までセルティックに在籍していたため、就任が決まれば4年ぶりの古巣復帰となる。

 そんなロジャーズ氏は2012年から15年までイングランド1部リバプールを率い、その時にスアレスと師弟関係にあった。13-14シーズンにはリーグ優勝にあと一歩に迫り、スアレスは31得点で得点王に輝いていた。

 スアレスはロジャーズ氏を敬愛しており、セルティックは北アイルランド人指揮官の下でさらなる高みを目指せるだろうと語っている。

「セルティックには何人もの素晴らしい選手がいる。ブレンダンの下で彼に従えば、次のレベルに進むことができるだろう。私にとって彼はヨーロッパ最高の監督の1人だ。これだけ早く現場に戻ってくることも驚きはない。彼は試合を愛している。彼は勝利を求めるだけでなく、魅力的なスタイルのフットボールをすることへの情熱にあふれている。彼がチャンピオンズリーグ(CL)を戦うクラブの指導者として戻ってくるのは嬉しい」

 日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央など日本人選手も多く在籍し、スコットランド王者として来季もCLを戦うセルティック。ロジャーズ氏の下で、欧州での躍進が期待されそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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