PKゲットで6戦ぶり白星に貢献の本田 「前半は今季で一番よかった」

 

PKゲット&相手退場を誘った背番号10が試合内容に手応え

 

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が11月30日に行われたホーム、ウディネーゼ戦で2試合ぶりに先発し、先制点につながるPKを獲得するなど2-0の勝利に貢献した。ミランは10月19日のベローナ戦以来、6試合ぶりのリーグ戦白星となった。

 前節のミラノダービーでスタメン落ちした背番号10はこの日、右FWとして先発。FWメネズのチャンスを演出するなど、ウディネーゼゴールに迫った。そして後半17分、クロスのこぼれ球に反応した本田はDFドミッツィに倒されてPKを獲得。ドミッツィは一発レッドで退場となり、PKもメネズがきっちりと決めて先制。その後、ミランも退場者を出したが、メネズが同30分にもゴールを決めて勝利を決定づけた。本田は後半36分に交代。今季7点目は挙げられなかったが、内容には好感触をつかんだ様子で、試合後、「今日の前半は多分、今季で一番よかったんじゃないかという手応えを感じている」と話した。

――前半は多くのチャンスがあった。ゴールが決まらず、悔しかったか?

「いや、今日の前半は多分、今季で一番よかったんじゃないかという手応えを感じていて、自分が点を取れた、取れないというのはもちろん、さらなる向上の余地というのはあるなと感じてますけど、チームの前半の出来には非常に満足している。練習からチームが非常にいい準備が出来たという印象は持ってるんで本当に素晴らしい1週間を過ごせたなという風に思ってます」

――前半、球離れを早く出来ていた。

「そうですね。それが多分よかった理由じゃないかと思います。いいバランスで、距離感、球離れのスピード、パスの精度、ともにいいレベルの45分だったと思います」

――ドミッツィのマークが厳しかったが、よく攻めていた。

「チャンスに関しては、どうにかああいうところで、決定的な仕事しなければいけないと思いますし、ただここ5試合はそういったチャンスのない中での5試合だった。今日は本当に違った意味での、無得点っていう意味では点は取れていないんですけど、手応えは感じてる。たださらに大事なのはこれを続けていくっていうことだと思いますので、次の1週間、今週よりも素晴らしい週にしたいなという風に思います」

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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